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【ID-0】オリハルトとは何か ~良い子のID-0入門~

      2017/04/23

『無限のリヴァイアス・スクライド・反逆のルルーシュ』の谷口監督と『ガンダム00』やオルフェンズ40話でお世話になった黒田氏がタッグを組んだ今期の注目作『ID-0』に出てくる謎の鉱物「オリハルト」や関連する用語についてちょっとまとめてみました。なお海外の動画配信サービスはライセンスを取得していない模様 ぐぬぬ…

オリハルトとは 


特異空間を介して時空転移する性質を持った鉱物。「ミゲルライン」と呼ばれる謎の領域と宇宙をつなぐ性質を持っている、これを利用することで、超光速の移動が可能になり流通や通信を支える社会的基盤ネットワークとなっている。分かりやすく言うとテレポートを可能にする石です。

しかしその全貌は解明されていないため、使用すると危ないぞと警鐘を鳴らす学説が発表されかけたとの話もありますが、現在はそれをスルーする形で使用が続けられています。

オリハルトは宇宙を漂う小規模な天体の中に埋没しており、効率よく採掘するためには地質予測が必要となります。

試掘には巨額の費用がかかり、掘削権を持つ業者・団体が掘削するのが特徴ですが、オリハルトが高価な鉱物なので非合法に掘削して転売する輩も存在します。その摘発のため軍がパトロールしています。

 

オリハルト掘削の危険性

オリハルトは硬い金属層に守られていることもあり、これはドリルで破れないので爆破させて層を破る必要がある。しかし採掘の為とは言え、うかつに天体に刺激を与えるとオリハルトが暴走し事故が発生する要因となるので、良い子は天体に刺激を与えないように掘削しましょう。

 

掘削機を天体にぶち込む前

使用後

 

ミゲルストーム 

掘削用のドリルがオリハルト鉱脈にぶつかると、オリハルトからのエネルギーが一気に外に漏れ出しミゲルストームが発生する事がある。このエネルギーはIマシンが破壊される規模なので、発生した場合即座に逃げないと高確率で死にます。また掘削は危険なので、信頼できる大人と一緒に行きましょう。

 

 

ストームバースト

天体からオリハルト採掘が終了してしばらくすると、採掘が終わった星はストームバーストと呼ばれる小規模な爆発を起こすので、採掘が終わったら即座に天体から離れましょう。

 

 


Iマシン:アイマシン(ヒト意識制御型作業プラットフォーム)とは 

極限環境で作業を行う全長18m前後の大型ロボットです。

 

オリハルト試掘の際や、ミゲルストームに覆われた天体に近づく時は生身で行くと危ないので、MTシステムと呼ばれる機械を使用して意識をIマシンに転送して動かします。

転送前には意識データをバックアップ作成し転送を開始します。もしマシンが嵐に巻き込まれて、バラバラになってマインド・アウト状態になっても、精神は元のカラダに戻って生き返ることができます。

【結構アブないIマシン】

マシンと肉体が距離的に離れすぎてしまうと意識は戻れないので、ロボットが死んだら本体も死にます。

多分、宇宙船からBluetoothみたいに電波を出してロボットを遠隔操作する方式ではなくて、本人の意識を丸ごとマシンにのせる”映画マトリックス”的なタイプです。そのためIマシンは母船からどれだけ離れても自立活動できます。ただロボットが死亡した場合、その「死んだよ」電波を母船がキャッチできないと本体に生き返れない鬼仕様です。

マシン活動中の記憶は記憶装置に記録され、ロボットが死んだ時に肉体にそれが引き継がれます。しかし長時間の使用はロボットと肉体の同一性を損なうとして、惑星連盟条約で使用が制限されています。

 

【Iマシンのパーツ】

市販品のIマシンの腕が壊れた時は、規格が合えば故障箇所を予備パーツに交換できるので初心者も安心です。

 

 

【宇宙軍からのお知らせ】
一部の非合法なオリハルト掘削団体は「小惑星を掘るだけの高額お仕事!」「掘削のスペシャリスト達が勢揃い!」などと嫌な予感のする求人を行っているので良い子の惑星ドリラーはご注意下さい。