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ひょっとして、阿頼耶識を搭載すると早死にする? 第12話「暗礁」ネタバレ・考察 【鉄血のオルフェンズ】

   

昌弘「遅かれ早かれどうせ死ぬんだ。だってそうだろ?俺たちはヒューマン・デブリなんだ。地面でなんて死ねない」

マサヒロ

前回、昌弘がこんな意味深な事を言って、グシオンのハンマーに潰されて終わりました。

気になるのはこの”遅かれ早かれ”のところの解釈で、まぁ、早いと戦闘で戦って死亡する。では遅いとどうなるのか。ここがよく分かりませんね。
戦闘では死なないけれども、やがて寿命で死んでしまう?でもそれって、ヒューマンデブリではなくても誰でも寿命で死にます。意味が通じません。

死んで宇宙に捨てられたとしても、80くらいまで長生き出来たらここまで言わないでしょう。では、なんなのか。

 

もし背中に阿頼耶識を付けると20歳まで生きられない。それくらい早死にする事が分かっていればどうでしょう?頑張って戦闘で生き延びても、どうせ長くは生きられないとすれば…これは昌弘の言い分が通る気がします。早いと戦死、遅くても寿命で20で死ぬ。

実際に作中で背中に阿頼耶識をつけている大人は見かけません、大戦中にはあったシステムなのに、つけているのは子供ばかりです。今回登場したクダル それからCGSのハエダ、トド、ササイ全員背中に阿頼耶識は付いていません。阿頼耶識をつけている大人が出てきません

クダル・カデル

この阿頼耶識システムに関して作中の台詞から分かっている事は…

・旧世代のマンマシン・インターフェイス
・大戦時代のモビルスーツは、だいたいこのシステム
・成長期の子どもにしか定着しない特殊なナノマシンを使用する
・危険で人道に反したシステム
・ナノマシンによって脳に空間認識を司る器官を擬似的に形成し、それを通じてモビルスーツの情報を直接脳で処理できるようにするシステム
・モビルスーツの能力を最大限に引き出すために厄祭戦時に開発された技術

赤字で書かれている「危険」の意味は、手術の成功率が60%と低い事でしょう。では人道に反したシステムとは何を意味するのか?

多分手術を受けると自動的に長生きできなくなるのでしょう。

 

7話「いさなとり」でマルバと名瀬のやり取りが気になっていましたが

マルバ:ヤツらは宇宙ネズミだ。それくらいは平気でやってくる。
名瀬:ネズミ?阿頼耶識か?
名瀬:アンタまさかアイツらに無理やりあの手術を?
マルバ:ああそうだ。手術を拒否したガキが何の役に立つ!
マルバ:ヒゲありの宇宙ネズミだからこそ使ってやっていたのに。イマイマしい!

名瀬:(怒りの表情)

 

この時まで名瀬は少年たちが宇宙ネズミであることを知らなかったんですね。阿頼耶識は使っていないと思っていた。ただの元気なチンピラだと思っていたのでしょう。ところが、子どもの寿命を縮めてまで、金を儲けているマルバはおかしい。少年が抵抗するのも道理だなと考えを変えたわけですね。それに名瀬さんは子どもが大好きですからね、哀れな子供の味方をしたくなったんでしょう。

まとめ

というわけで私の考察としては、阿頼耶識を搭載すると恐ろしく寿命が縮まるという考えです。違ってたらいいなぁ…。

 

さて、鉄華団放送局によりますと、来週クダルがミカヅキに対してなにか言うようですが、それは多分ミカヅキの背中についている阿頼耶識システムのことについてではないかと予想しています。それからミカヅキ達、宇宙ネズミがどのくらい生きられるのかについてまで踏み込むのかもしれません。

日曜日が楽しみですね。ありがとうございました。前回の考察はこちらからどうぞ