【真面目か】ブルワーズに勝った気がしない理由 13話「葬送」ネタバレ・考察
2016/01/22
鉄華団はブルワーズを完全に叩きのめしたわけですが、昌弘は仲間にならなかったし、こっちにも多数の被害が…
ふんぎりが付かない鉄華団に対して、メリビットさんがコロニーの奇妙な習慣、お葬式を提案。
葬送について
見る限り鉄華団メンバーは誰も葬式のことを知らない様子。(ヒューマンデブリ・宇宙ネズミが死んでもお葬式はなかったんですね。悲しい。)
ともあれ、これで鉄華団に死者を送り出す文化が伝わって良かった。葬式のシーンでは特に花火の演出が、こっそり作品のテーマを暗示しています。
「何か、あっけねぇな。生きてる時はぎゃあぎゃあやってよ、くだらねぇことで笑って…消えるときは一瞬だ…」
このエピソードの背景には仏教の要素が隠れていますね、それは生まれ変わり話もそうですね。そのうちスポンサーに寺とか出てきたら嫌だー(笑)
メリビットはオルガに「葬式は生きている人の為でもある」ことを伝える。この二人。最近、小ぜり合いが多いけどキスはいつ頃になるんでしょう。
二人の意見が初めて一致したのが、葬式だったのは、やがて二人の思い出になるのでしょうね。
ブルワーズに勝った気がしない理由
オルガは捕虜に対して、鉄華団のメンバーと同じように接しています。「火星ではスープが付くぞ」とか。
シノ達は最初ブルワーズに乗り込んだ時はテンションが高かったんですが、敵兵が大人に従っているだけだという事が分かって凹みましたね。
シノはよく最後まで頑張ったと思います
相手が仕方なく戦った戦闘だったので、ブルワーズを制圧しても、あまり勝ったぞ!という気がしないんですね。
少年兵が、オルガの歓迎を受けて泣くシーン。実はこの少年たちも昔の鉄華団にそっくりであることに気づきます。
マクギリスとアルミリア
激しい戦闘の裏で、マクギリス達は華やかなパーティ。貴族の女性には目もくれず、バルコニーに駆け出す9歳のアルミリアを見逃さない変態。
少女に恋をするガンダムキャラといえば、シャアを思い出す人が多いようだけれど、マクギリスはアルミリアに対して恋はしていないように見える。
恋というよりもアルミリアを使って、自分の政治的な立場を強いものにしたいのかもしれない。なんにせよボードウィン家はかわいい人質をとられてしまった。
この世界ではブルワーズでも、CGSでもそうだったけれど、大人が子どもを利用する世界。それはギャラルホルンも同じで、形を変えているだけなのでしょう。
三日月の手の震えの原因は?
三日月はクーデリアにキスをするわけですが、主人公が自らリードする肉食男子はガンダムの主人公とは思えない。新しいタイプの主人公です。
手の震えに関してはクダルのセリフ「殺しを楽しんでいるだろ」が関わっているんだろうけど、原因についてはいろいろな説が出ています。
・敵兵を殺したくてしょうがない自分の怖さに気がついた
・本当は殺したくない自分を抑えきれなくなってきた
・自分もやがて殺されるということに気づいた
・殺しに対して、かっとうが芽生えた
詳しい原因については、三日月自身にもよく分かっていません。ただ三日月の水面下で何かが起こっているのは間違いないでしょう。
三日月は大人になった時に、その強さをクーデリアの為に使うのだろうか。それともブルワーズの大人たちのように、クーデリアを利用するのだろうか。
花火のシーンを見ていると、鉄華団のメンバーは大人になった時に、これまでの大人とは反対の道を行くような気がします。
次の放送は1月10日。悲しい。でもここで総集編を入れてくるのはさすがサンライズだと思う(笑)
前回の考察はこちら
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